今月は久しぶりに模型展示を行います。
展示する模型はHOゲージの鉄道模型でアメリカの大型蒸気機関車です。
ユニオンパシフィック鉄道のクラス4000、通称BIG BOY です。
実車は全長40m、重さはテンダーも含めて540トンもあります。
機関車の出力は6390HPと半端なく、4-8-8-4 (2-D-D-2)という軸配置にも関わらず
動輪直径は日本のC62とほぼ同じで、MAX130km/hで走行しました。
DCCサウンドの体験コーナーについて
喫茶室のカウンターにHOユニトラック線路を敷き、DCCサウンドの体験コーナーを設置しました。
DCCとはデジタル・コマンド・コントロールの略で、デジタル制御により車両を個別に動かしたり、
エンジン音を発生させたり、ホイッスルを鳴らしたり出来ます。
DCCを楽しむには走行用電源と制御信号を送るコマンドステーション(コントローラ)と
制御信号を受け取って車両を動かす車載用デコーダーという機器が必要になります。
仕組みがなかなか理解しにくいのと、高価なこと、アナログ車両との併用が出来ないことなどが
ネックとなり、日本ではなかなか普及しないのが実情です。
一方海外では各メーカーが積極的に商品展開をしており、DCCサウンド搭載製品も
数多く商品化され、価格が比較的リーズナブルなこともあって広く普及しています。
当喫茶室ではDCCの良さを体験してもらうため、直線線路と6番ポイントを1か所設置し、
DCCサウンド車両3両を一列に配置しました。
コマンドステーションはドイツESU社のECoS2です。
車両はキハ22、DD54、9600ですがヨーロッパやアメリカ型車両も面白いので時々交換する
予定です。
遊び方はポイントと分岐線を使って車両を並び替える、という簡単なものです。
同一線路上の車両を個々に運転できる、DCCならではの動作を楽しんで頂ければと思います。
コマンドステーション ECoS2
縦に車両を配置
近い将来、喫茶室のNゲージ・レイアウトにもDCC実験線を敷設する予定です。
詳細が見えてきましたら当ブログにてご案内いたします。